デビュー35周年を迎えた西方裕之(60)が21日、還暦を記念して「西方裕之 還暦&デビュー記念生配信!あの方もお祝いに駆けつけてくれるかも!?」と銘打ったユーチューブの生配信を行った。

 西方の言う“あの方”とは、1979年「おんなの出船」でデビューし、日本レコード大賞の新人賞をはじめ各種新人賞を数多く受賞。紅白歌合戦にも7回の出場歴を誇る実力派女性演歌歌手の松原のぶえ(60)だ。
 
 サプライズゲストとして登場した松原は、デビューは西方より先輩だが年齢は同い年。西方が今月1日、松原は18日に還暦を迎えたばかりだ。松原のデビュー当時、西方は佐賀で運送業に就いていた。西方にとって松原はブラウン管の中で見る憧れの歌手であったが、自身もデビューして音楽番組などで共演するうちに、気さくで優しい人柄に触れ、気の置けない友人となった。

 配信では音楽番組などでは見られない2人の意外な一面や、還暦対決といったゲーム、視聴者プレゼントなど盛りだくさんの内容となり、まだまだ若者には負けない元気さをアピール。あっという間に約1時間40分の配信が終了した。

 松原はユーチューブ生配信が初めてで、視聴者から来るチャットに夢中になるなど、かなり新鮮だったようだ。

 還暦対決の脳内年齢診断では西方が50歳、松原がなんと33歳という結果となった。これを聞いた松原は大喜びで満面の笑顔。勝者は新曲のミュージックビデオを番組内で放送できるというルールで、見事、松原は新曲「花〇あげる」のミュージックビデオを流した。
 
 配信終盤に、松原には西方から発表ごとがあると知らされていたが、その内容とは西方の代表曲のひとつで「帰郷」のカップリングとして収録されている「赤とんぼ‐新録版‐」のミュージックビデオの公開だった。松原は内容を知ると「引退か結婚でも発表するのかと思った」と突っ込みながらもホッとした表情を見せ、「60歳になったけどお嫁にいきたい!」と笑顔で語った。