演歌歌手の北島三郎(83)が21日、都内で行われた「第56回 日本クラウンヒット賞贈呈式」に出席した。

 昨年末に足の指を7本骨折した北島はこの日、スタッフに支えられながらも快調に歩行する姿を見せ、「だいぶ状態はいい。お客さんの前では『みっともない格好で申し訳ないけど、一生懸命歌うから』と言っている」と順調ぶりをうかがわせた。

 現在、感染が拡大している新型コロナウイルスについて話が及ぶと「皆さんが心配しているように、本当に心配。今年はオリンピックもあるし、影響があると困る」と表情をくもらせた。自身も「ノドは商売道具。うがいはいつもしているし、ウイルスで影響あっても困るから、マスクをしたり、手も洗っている」と注意をしているといい、「顔は洗ってもしょうがないか」と冗談を交えながら話した。