瀬戸内7県を拠点に活動をするアイドルグループ「STU48」が17日、広島市内で最新シングル「独り言で語るくらいなら」発売を記念した配信イベント「6thシングル発売記念『桃鉄』全国ツアーSP」を開催した。

 冒頭で、船上劇場・STU48号のステージで新曲を熱唱。キャプテンの今村美月(20)は「2019年4月より就航していた船上劇場・STU48号ですが、この春、私たちはこの船から卒業し、瀬戸内各地を巡り公演を行うことになりました」と報告。心新たに「“こんな時代こそ、アイドルが必要だ。“この言葉を実証するため、私たちは皆さんと一緒に、前へ進みたいと思います!」と飛躍を誓った。

 その後、広島電鉄の貸し切り車両内へ。人気ゲーム「桃太郎電鉄~昭和 平成 令和も定番~」を新曲の選抜メンバー15人が4チームに分かれてプレー。ゲーム内でゴールとなった駅(地域)を次回以降の全国ツアーの会場にするということが発表され、各チームの代表メンバー、石田みなみ、今村美月、甲斐心愛、峯吉愛梨沙が「桃鉄」をプレーした。

 最初のゴールは秋田駅に決まり、ツアー開催地も秋田駅所在地・秋田県に決定。その後も2つ目のツアー開催地は、名古屋駅所在地の愛知県に決定。そして、3つ目のツアー開催地となるゴールは札幌駅所在地・北海道に決定した。

 MCを務めた副キャプテンの福田朱里(21)は、「シングル発売日にこういった形でゲーム実況やイベントができることが新鮮でアリだと思いました。また次回のリリースイベントも期待してほしいですね」と締めた。

 その後、メンバーを乗せた車両は終点のJR広島駅に到着。今回のために用意された新幹線口特設ステージで、選抜メンバー15人が再び「独り言で語るくらいなら」を歌唱。今後の全国ツアー会場への期待と、劇場の拠点でもある広島で活動できることに感謝を込めて、力強いパフォーマンスを行った。