SKE48運営会社役員が児童買春逮捕の波紋 親会社株価は下落率2位の暴落

2020年07月29日 06時15分

神奈川県警本部

 神奈川県警は28日、車内で少女2人に現金を渡し、わいせつな行為をしたとして、児童買春・ポルノ禁止法違反(買春)の疑いでアイドルグループ「SKE48」の運営会社である「株式会社ゼスト」(東京都港区)の取締役・海老根一也容疑者(58)を逮捕した。

 この報道を受け、同社と親会社の「KeyHolder」は海老根容疑者を同日付で解任したことを発表。「当社に関係する全ての方々に多大なるご心配とご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます」と謝罪した。

 海老根容疑者は昨年7月にゼストの取締役に就任。海外担当役員だったため、SKE48の運営には全く関わっておらず、メンバーとの接点もなかったという。だが、取締役による児童買春というハレンチ事件の衝撃は大きく、ゼスト、KeyHolderは関係者への説明、対応に追われた。

 さらに怒りが収まらないのは海老根容疑者のせいでグループに傷をつけられたSKEのファンたちだ。SKEファンを公言する高須クリニックの高須幹弥名古屋院院長(45)は「コロナ禍の中でもファンのために一生懸命頑張っているメンバーたちがかわいそうです」と怒り心頭。

 同じくSKEファンの競輪評論家・加藤慎平氏(42)も「役員がメンバーの足を引っ張ってどうするんですか!」と声を荒らげた。

 海老根容疑者の逮捕が報道されると「KeyHolder」の株価は下落。前日比25円安の112円と大きく値を下げた。下落率マイナス18・25%は全銘柄の中でワースト2位だった。

 企業イメージも株価も押し下げた取締役の愚行。「元バンドマンで真面目に音楽を愛していたのに…」(知人)という海老根容疑者だが、児童買春という犯罪の代償はあまりにも大きかった。