アイドルグループ「SKE48」の研究生が24日、名古屋市内のSKE48劇場で「青春ガールズ」公演を開催。10期生の青木莉樺(20)、五十嵐早香(18)、石塚美月(17)、澤田奏音(16)、西井美桜(19)、林美澪(11)の6人が劇場公演デビューを果たした。

 昨年11月に行われたオーディションでSKEに入った10期生は2月の静岡・エコパアリーナでのコンサートでステージデビューを飾ったが、その後、コロナ禍で活動の場が制限されたため、この日が約5か月ぶりのステージ。6人は無観客の配信限定公演で「青春ガールズ」「僕の打ち上げ花火」など9曲を披露した。

「劇場内すべてのドアを開放し換気を行う」「身体的接触を無くす」「公演時間の短縮」など様ざまな感染対策が実施される中での劇場デビューだったが、澤田は「楽しもうと思っていたのでそれはちゃんとできたのでよかったです」と笑顔。

 石塚も「全力でパフォーマンスできました」と述べ、西井は「気づいたら終わっていたので悲しいな」。五十嵐は「全力を尽くしたんですけど改善点があったので次から心掛けれるようにしたい」と身を引き締めた。

 48グループ最年少の林は「振りとか間違えちゃったんですけど全力でできてよかったです」と振り返った。

 公演中にはバックモニターにファンによるツイッターでの応援メッセージが表示され「#Twitterで声援を」「#連休は自宅でSKE48」はいずれもトレンド入り。10期生最年長の青木は「今日まで支えてくださったスタッフの皆様、いつも応援してくださっているファンの皆様に感謝の気持ちでいっぱいです。1日でも早くこの劇場で皆様とお会いできますように」と感謝の言葉を述べた。