アイドルグループ「SKE48」の10期生が15日に行われる静岡・エコパアリーナでのコンサートでパフォーマンスデビューする。昨年11月にオーディションで選ばれた11人は初のライブ出演に向けて現在、猛レッスン中。アイドルとして第1歩を踏み出す10期生の年少コンビ・杉山歩南(13)と林美澪(10)に今の思いを聞いた。
昨年11月19日の10期生オーディションに合格した
杉山:うれしさもあったけどこれからSKEとして頑張れるのかなという不安もありました。
林:本当にビックリして、うれしくて家で泣いちゃいました。
合格してすぐ、12月初めには10期生のオリジナル曲「渚のイメージ」(SKE48の26枚目シングル「ソーユートコあるよね?」のカップリング曲)のレコーディングが行われた
杉山:こんなにいい曲をいただいたので恩返しというか、いいパフォーマンスができるように頑張りたいなと思いました。10期生みんなで詞の意味を考えてみようというレッスンもしたんです。気持ちを込めてダンスとか表現をするのは難しいけど楽しんでやりたいなと思います。
林:すてきな曲をいただけてうれしかったです。マイクの前に立った時は歌えるか不安だったんですけど一緒に歌っているメンバーやスタッフさんも応援してくれて、うまく歌えたのでよかったです。
SKEに入る前に好きだったアイドル?
杉山:須田亜香里さんが大好きでした。バラエティーとか幅広く活躍されていて憧れの存在です。
林:わたしも須田亜香里さんです。テレビで見るんですけどすごく明るくてみんなを楽しませてくれる。それにすごくかわいいので。
杉山:須田さんの話をよくするよね。
林:うん。かわいくて面白くて。
杉山:昨日もテレビ出ていたよねって。
レッスンでたいへんなことは
杉山:私はダンスも未経験でした。ダンスをみんなで合わせるのが難しいし、その中で自分の個性を出すというのがまだできなくて…。自分を探している途中というか。自分を見つけるのに必死です。
林:4歳からヒップホップダンスをやっていたんですけど、アイドルのダンスとは全然違うんです。どうしてもヒップホップのクセが出ちゃって…。踊り方が全く違うので苦労しました。振りを短時間でいっぱい覚えることも大変だし、それプラスみんなで振りを合わせるのも時間がかかっちゃって大変でした。
杉山:うまくいかないこともあるんですけど、10期生はみんな仲がいいんです。だからレッスンも頑張れるし、みんなと助け合いながら頑張っています。
林:みんな仲いいよね。
同期でも最年長が20歳、最年少が10歳と年齢差があるが気にならない
杉山:全然だよね。
林:気にならないです。最初は構ってもらえるかなとか、相手にしてもらえるかなって心配だったんですけど本当にみんなすごく優しくてよかったです。
杉山:めっちゃしっかりしているよね。
林:私?
杉山:レッスンで、みんなうまくできなくてワーッてなっちゃったときに美澪ちゃんが「笑顔、笑顔。口角上げよう!」と言って。「最年少が一番しっかりしてる」って20歳のりかちゃん(青木莉樺)たちが言ってました。
林:(照れる…)
笑顔がモットー
林:そうですね。一番下だから、はじける感じというか、そういうものを見せたいなって思います。
先輩とも一緒にレッスンをしている
杉山:(先輩たちは)ダンスのキレがすごいし体の動かし方が上手。あんなふうになれたらいいなと思います。
林:すごく踊りがしなやかで。表現力がすごいです。
杉山:10期生でチームSさんとチームEさんの公演を見させてもらったんですけど笑顔がキラキラしていて明るくてSKEのイメージ通りでした。客席まで思いが届くというか。圧倒されて、わたしたちもあんなふうになれるのかなって不安になりました。
林:キラキラしていてさすがアイドルだなと。ビックリしました。
10期生は15日のSKEコンサート(静岡・エコパアリーナ)で初めてパフォーマンスを披露する
杉山:聞いたときは本当にビックリしました。
林:そんな大きな場所とは思ってなくて。
杉山:ちょっと焦りもあります。でも、いいものにしたいし、楽しみでもある。ワクワクドキドキです。10期生はファンの皆さんの投票で選ばれたので恩返しの気持ちを込めて…。10期生らしい笑顔のパフォーマンスにしたいです。
林:10期生のみんなで笑顔でキラキラできるように。いいものを残せるようにしたいです。