とろサーモン 賞金1000万円で故郷・宮崎に「銅像を建てたい」

2017年12月03日 23時20分

とろサーモン(左から村田秀亮、久保田和靖)

 漫才日本一を決める「M―1グランプリ 2017」決勝戦が3日、東京・港区のテレビ朝日で行われ、「とろサーモン」(村田秀亮=38、久保田かずのぶ=38)が優勝し、第13代王者に輝いた。

 初の決勝進出を決めたとろサーモンが、一気に4049組の頂点まで上り詰めた。会見場に姿を見せた2人は意外なほど冷静で、まだ優勝を実感できていないような表情。村田が「ずっと売れない時代が長かったので、受け入れられない感じ」と話せば、久保田は「ある意味、M―1を憎みながら生きてきたが、全て回収できて良かったです」と胸の内を明かした。

 この日が誕生日の村田は「何か(M―1に)運命を感じていました」と不思議な縁を感じていたという。一方、久保田は「もう15年、楽屋であいさつしたことないのに昨日、あいさつしてきたので『こいつ、やべー状態に入ってきたな』と」と相方の緊張を感じていた。

 村田にとって喜びを伝えたい相手は母親だ。「いつもM―1に落ちるたびに、母親が『帰ってきたら』という言葉をかけてくれたので」。久保田は「作家の“もみのさん”。『クソから花が咲くところが見てみたい。お前に投資するわ』と応援してくれた」。

 今回からネタ披露の順が抽選となったが、これに村田は「トップじゃなければいいな。3番だったらいいなと思っていたら、その通りになって気持ちが落ち着いた」と明かした。

 賞金1000万円の使い道は「地元に銅像を建てたい。宮崎空港に(宮崎出身の)温水さんの銅像があって、それを挟むように、とろサーモン銅像を建てたい」(村田)と2人の気持ちは決まっている。

 すでに仕事が殺到しており、慌ただしく会見場を後にしたとろサーモン。実力を評価されながら、なかなかブレークしなかった2人が出場資格ギリギリの結成15年目、最後の最後で夢を勝ち取った。