韓国人の反日感情を封じ込めた南果歩の“カミングアウト”

2014年10月13日 09時00分

反日感情を封じた南

 韓国・仁川で開催され先週閉幕したアジア大会では、開会式で日本選手団に強烈なブーイングが送られるなど、韓国人が相変わらず反日感情をむき出しにするシーンが目立ったが、現在開催中の「第19回釜山国際映画祭」は一転して日韓友好ムードが流れている。

 同映画祭では今年、俳優・渡辺謙(54)が日本人として初めて開幕式の司会を務めた。ここ数年、開幕式の司会はアジア各国の人気スターと韓国のスターという組み合わせとなっている。今年は渡辺と韓国のトップ女優ムン・ソリ(40)が担当。渡辺はステージに上がった直後「プサン、チェゴ(最高)!」と叫んで会場を埋め尽くした5000人から大きな拍手を受けた。

 この日は、渡辺の妻で女優の南果歩(50)も同映画祭に出品された「さよなら歌舞伎町」の出演者として登場。廣木隆一監督(60)らとレッドカーペットを歩いたが、ここで思わぬ展開に。ムン・ソリが「南の母親が釜山出身」とわざわざ観客に紹介したのだ。

 思わぬ“カミングアウト”だったが、南は平然。「毎年、祖父母のお墓参りに釜山経由で来たり、この街自体に愛着があるので『さよなら歌舞伎町』を公開前に釜山国際映画祭で見てもらえるのがうれしいです。親戚も見に来ているんです」と堂々と話した。

 同映画祭に参加していた映画関係者は「“在日”であることを明かすのは、最初から決めていたのでしょう。同胞意識が強い韓国人には効果は絶大。アジア大会と違い、釜山映画祭が和やかな日韓友好ムードに包まれたのは南のおかげでは」と指摘した。

 また南は「謙さんは、ものすごい緊張してました」と、司会を務めた夫の様子を明かすなど、日本にいる時以上のリップサービスを展開。軽快なコメントで反日感情を封じ込めたようだ。