ソフトバンク・長谷川FA権行使せず!出場機会減でも残留の決め手は…

2020年12月02日 19時26分

残留を決断し報道陣に対応した長谷川

 去就が注目されていたソフトバンクの長谷川勇也外野手(35)が2日、ペイペイドームを訪れ、FA権を行使せずに残留することを明かした。

 決め手として口にしたのは〝福岡愛〟だった。「FAはせずに来年もお世話になろうと思ってます。やっぱり福岡が好きだというところが大きかった。いろいろ考えて、やっぱり福岡が好きだ、離れたくないなと。そこが強かったです」と思いを口にした。

 悩んだ末の決断だった。「正直、他球団の話を聞いてチャレンジしてみたいという思いもあったし、そういうところにやりがいを感じるんじゃないか、というような気持ちもありました」と振り返る。

 2013年に首位打者と最多安打に輝いた打撃技術は健在だ。ただ、選手層の厚いチームに残留となれば出場機会は限られてくる可能性がある。直近4年は60試合未満の出場にとどまっていた。

 それでも前日1日には最終的に思いを固めた。日本一選手層の厚いホークスで来季も勝負することだ。早くも準備に動き出している。今季は8月に新型コロナウイルス陽性が判明。1か月にもおよぶ自宅待機を余儀なくされた。

 必然的に練習量も制限された。「どうしても体力が落ちたのと、体重も減ってしまったし、筋力的にもたぶん落ちてるだろうなと。そういうものをすごく感じているので、それをしっかり取り戻せるようにしたい」と力を込めた。

 長谷川はストイックな姿勢と取り組みで若手の模範としても知られる。日本シリーズでも気迫あふれるヘッドスライディングを見せた鷹の〝打撃職人〟が、V5を目指すチームに有形無形の貢献をもたらすのは間違いない。