【下関GⅠ競帝王決定戦:モーター評価】2月から使用された今回のモーターは、今節から2回目の温水パイプ装着となる。多少は変化が出るかもしれないが、パイプが外された時には大きな変化は見られなかったので、影響は少ないだろう。

 2月の周年記念で寺田祥が優勝した64号機が完全に復調した。前回、川口貴久がまくり差しで優勝した時はエース機復活を感じさせた。9優出V4と実績は抜群である。一時パワーダウンしていた55号機も9月宮田政勝が優出2着と強力に仕上げ、温水パイプが付いたとき6節使用で5優出と猛威を振るった時の足に戻った。これに21、37、38号機を加えた5機が現在のベスト5となる。

 出足充実は21、38号機。37号機は3回優勝しているがチルトは0。「無理してマイナスに下げるより、0で合わせたほうがパワーがある」と優勝した3人が語っていたカマシ向きのモーターだ。

 その他9月シリーズ新ペラになって足落ちの36号機。本来はベスト5機だっただけに、記念クラスが調整すれば一気にブレークする可能性はある。その他26、19号機にも注目。

【下関GⅠ競帝王決定戦:水面情報】水面は広く、満潮時のうねりさえなければ西日本地区では一、二を争う好レースが期待できる。インの1着率は50%弱。記念ともなればますますインが強くなってくる。数字的にはシードレース偏重のレース場と比べると低いが、このデータは当地独特の番組編成にある。番組傾向は高配当を狙った番組が多いこと。1号艇に本命印をつけるレースは1日3、4レースあるかどうか。B級の1号艇がA1相手に堂々と逃げ切るケースも多い。

 水面から考えるともっとまくりが利いていい印象を受けるが、実際にはスタートで抜け出さないとインの抵抗に遭ってまくるのは苦しい。3、4コースの決め手はまくり差しが大半。好配の狙いは差し。もつれるレースが多いだけに展開を読んで差す選手を探したい。3連対では6コースの2、3着が意外に万券につながる。