奈良競輪のFⅡ戦は22日が最終日。ガールズ決勝に出走する108期の東口純(27=石川)はこれがラストラン。5年8か月の選手生活にピリオドを打つ。

 東口がガールズ選手生活に別れを告げる。といっても悲壮感はどこにもない。引退の理由は「まだ、いろんなことをやりたいんです。一番長く続いたのが小学生(笑い)。(ガールズケイリンは)2番目です」。選手になる前はパン店の店員や病院の医療事務など様々な職業を経験してきた。今後はまだ未定で「1回フラフラします」。

 デビューは2015年7月。2度の優勝を記録している。一番思い出に残っているレースは意外にも初優勝ではなく2018年6月1日の久留米決勝。「(同期の)児玉碧衣(25=福岡)とファンリーセン(33=オランダ)がいて楽しかった」と言う。

 それだけに最終日は決勝に乗りたかった。初日3着で迎えた予選2走目は中嶋里美(30=愛知)にしぶとく食らいついて4着フィニッシュ。何とか決勝進出を決めた。「決勝に乗れて良かったです。そうじゃないとやめられなかった(笑い)。お客さんからは頑張れと言われて力になりました」

 決勝戦は1番車。最後まで東口らしいレースをして少しでも上位着を目指す。