小倉ミッドナイト競輪(FⅡ)は20日、最終日を迎え、9RでA級決勝戦が行われる。

 決勝戦のメンバーは次の通り

〇94❶佐々木翔一(34=佐賀)93期
▲93❷篠原 龍馬(39=高知)89期
△93❸太田 将成(24=宮城)113期
 89❹内村 泰三(47=山口)72期
×87❺山原 利秀(52=高知)63期
 84❻山崎 敦雄(48=静岡)70期
◎84❼兼本 将太(24=熊本)117期

 九州期待の大型新人・兼本にA級1、2班戦初優勝のチャンスが到来した。2日目(19日)の準決8Rは5番手からのまくりで快勝。「先行したかったんですが…」と態勢を整えることができなかったことは反省も「1センターで詰まった勢いでいった。まくれる手応えはあった」とサラリ。

 上がり時計の11秒2は2日目断トツの一番ラップ。そのスピードにマークした佐々木は「4コーナーではかわせると思ったがタレない。強いですね」と話せば、先行した田中和磨(24=岡山)の番手だった3着の内村も「あんなに強いとは…。参りました」と脱帽するしかなかった。

 初日の終了時点では「移動疲れが残っている」とこぼしていたが「だんだん抜けて、脚は上がってきている」と最終日に向けて、さらなる上積みをアピール。しかも、最大のライバルと目されていた同じ117期の長田龍拳(20=静岡)が準決で脱落したため、戦いやすくもなった。

 1月久留米で3場所連続完全優勝による特別昇班を果たして、今シリーズがA級1、2班3場所目。1月小倉では曽我圭佑(26=熊本)、前回の2月佐世保では境啓亨(28=熊本)と同県先輩の優勝に貢献する〝幸せ配達人〟をしてきたが、今回は少々、好きな走りをしても許される。

「(佐々木と)ワンツーを決められるように頑張りたい」と意気込んだ肥後の若武者が「3度目の正直」でVゴールを駆け抜ける。