【石原結實 病気を吹き飛ばす食図鑑】コーカサス原産で、紀元前3000年のエジプト時代から栽培されていた。
主成分はブドウ糖と果糖で、ブドウ糖は救急患者が搬入されてきた時「生理食塩水」と並んでイの一番に点滴される栄養素で、人体60兆個の細胞の唯一無二の活動源である。その他、B1・B2・B3・C・Eなどのビタミン、鉄・カリウム・カルシウム・マグネシウム・ヨウ素・ホウ酸・臭素などのミネラルが豊富に含まれるので、ブドウはまさに「疲労回復剤」「栄養剤」である。
又、クエン酸、リンゴ酸、酒石酸などの有機酸は、胃液の分泌を促し、アペタイザー(食欲増進剤)にもなる。
ドイツ人とフランス人の年間の脂肪摂取量はほぼ同じなのに、心筋梗塞の発症・死亡率はフランス人はドイツ人の3分の1であるのは、フランス人が常飲する赤ワインに含まれる「レスベラトロール」の抗酸化・抗動脈硬化作用によるもの、とされている。
レスベラトロールは、Sirtuin(サーチュイン=長寿遺伝子)を活性化することも知られている。
レスベラトロールは、ブドウの「皮」に主に含まれている。ブドウを食べる時はよく洗い皮ごと食べられるべし。
<民間療法>
①疲労=ブドウ約300グラムをジューサーでしぼり、コップ1杯のブドウジュースをゆっくり飲む。
②貧血=鉄を多く含む干しブドウを毎日10粒くらい食べる。
◆石原結實(いしはら・ゆうみ)1948年、長崎市生まれ。医学博士。イシハラクリニック院長として漢方薬と自然療法によるユニークな治療法を実践するかたわら、静岡・伊豆でニンジンジュース断食施設の運営を行う。著書は300冊超でベストセラー多数。最新作は「コロナは恐くない 恐いのはあなたの『血の汚れ』だ」(青萠堂)。












