元AKB48の1期生、小嶋陽菜(29)が20日、日本テレビ系「アナザースカイ」に出演し、12年のアイドル生活と今後の進路を語った。

 17歳の時に原宿駅で「秋葉原48プロジェクト」のポスターを見かけて応募。2005年12月8日の初公演はお客さん7人。「メンバーの方が多く、誰もいない客席に手を振っていた」伝説のステージからアイドル人生が始まった。「大声ダイヤモンド」(10年)から知名度が上がり、その後は出す曲がヒットし、生活も多忙を極めるようになったが、当時の生活は「記憶にない」という。軌道に乗り多忙なアイドル生活にさらなる転機が訪れたのは12年、ファッション誌「sweet」の撮影で訪れたハワイだった。

「スカートをフワッとした後ろ姿とか、(男性向け)グラビアしか経験がなくて、ポージングなども『えっ』。何もかもが新鮮だった」

 この撮影をきっかけに、アイドルとしての常識が変わり、水着だけではなく下着モデルもこなすようになると、女性からも支持され、お手本にされるアイドルになった。こじはるの写真をファッションの参考にする女性が多いが「インスタ映えとかフォトジェニックとかだけで撮っていないことに気づいてほしい」と、自分らしくあることを意識してもらいたいとの思いからだ。調べることが好きで、「自分」を発信するために、日々勉強し知識と経験を積んでいる、こじはるならではのアドバイスだ。

 番組のロケで訪れたのは転機のきっかけとなったハワイ。やってみたかったこととして思う存分水着を物色。「ネットとかで見て一年中、水着を買っています」。約200着保有するコレクターだが、着る機会がなく自宅で眺めるのだという。

 MCの今田耕司(51)からAKB卒業の理由を聞かれると「最後の20代を楽しみたかった」。29歳の誕生日を最後の公演にしたのはAKBという肩書を外し、最後の20代を送るためだったと打ち明けた。

 今後については「歌をやるんですか、女優さん、モデルさんになるんですかと聞かれますが、そういう分かりやすい言葉ではないんです。積み上げるのではなく、いったんリセットしてもいいのかな」と再始動への意欲を見せた。ウェブサイトを立ち上げた理由は「自分から発信していきたい」というもの。これまでにAKBメンバーのプロデュースを担当したが、「卒業するメンバーの手助けもしたいし、頼ってほしい」とのこと。

 アイドルを始めた当初、秋元康氏(59)から「飽きたら終わりだよ」という言葉をかけられた。当時はその意味がよくわからなかったそうだが、現在はその言葉をしっかり胸に刻み込んで“こじはるらしい道”を進んでいく考えを明かした。