4日の石原さとみ主演フジテレビ系ドラマ「ポリティカルパン」第5話のラスト、香取慎吾がサプライズ登場。政権党・国自党の新総裁に選出され総理大臣に就任する役柄で、視聴者の感慨を呼んでいる。

 石原演じる大泥棒の弥生が政界のカネに目をつけ、衆院選で当選させた雅(河合優実)を足がかりに「永谷町」に乗り込む。雅の父士郎(草刈正雄)は総理経験者の国自党副総裁で、キングメーカー。5話では、支持率下がる首相・風祭(岩松了)が引導を渡される。その後、後任として名が読み上げられたのは、意欲満々の岩倉幹事長(酒向芳)ではなく、玉矢吉実なる人物。立ち上がって見せた顔は、これまでまったく登場しなかった香取だった。

 X(旧ツイッター)では、「日本一の最低男から大出世したね」「とうとう総理大臣になったのですね」と感慨深げな思いを込めた投稿が見られた。香取は2025年のフジ系「日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった」に、大江戸区長選に立候補する元テレビマン役で主演。選挙戦であえて「最低男」のように振る舞い、クリーンな幼なじみを当選させるという作戦を成功させた。区長候補から今回、国政の頂点に上り詰めることになる。

 もっとも、士郎は雅との会話で「総理ってのはみこしなんだよ。みこしは軽ければ軽いほどいいんだ」と語っている。リアル政界の事情や問題への踏み込みが評判のドラマだが、この言葉も剛腕政治家が現役総理について「みこしは軽くてパーがいい」と評したといわれるエピソードを踏まえたとみられる。

 番組サイトによると、玉矢は若手ホープの二世議員。戦後最年少で首相となり、高い支持率を獲得するが「士郎たちにとっては『軽い神輿』である」。受け答えも頓珍漢とされる。「みこし」のまま消費されてしまうのか? Xでは「実はそんな軽い人じゃないんだろう」「軽そうに見えてからの、実は腹黒ってのはありそう、ってかぜったいにあるでしょ」「慎吾ちゃんはそんなチョロいわけもなく」と、みこしで終わらない見方が少なくない。