今回の「渚のオートにまつわるエトセトラ」は浜松オートレースで29日から開催されるSG「第58回日本選手権オートレース」の注目選手紹介と優勝予想です。
昨年の日本選手権の熱い戦いから早くも1年。前回大会は川口オート所属の佐藤励選手が日本選手権初制覇。レースを振り返ると有吉辰也選手、鈴木宏和選手に続く3番手スタートから道中、鈴木選手と有吉選手との攻防戦がなんとも印象的なレースでした。スタート一気にリードを作った有吉選手の逃げ切りかと思われましたが、道中、鈴木宏和選手を交わし8周回目に巧みなハンドルさばきで有吉選手を捕らえて優勝を飾りました。昨今のスタート巧者がそのまま逃げ切る展開とは違い「着実にさばいて力をみせつける」…。そんな優勝戦でした。
佐藤励選手は35期の若手ながらSG初制覇のオールスターを「たまたま」と語り、メンタルトレーナーを付け、車体やエンジンの整備だけではなく、レース中の集中力や冷静さを磨き上げて見事、SG日本選手権制覇を成し遂げたんです。若手選手なりのアプローチでトップ戦線に食いこんでオートレース界を大いに盛り上げてくれました。
また昨年の大会で大きな話題を集めたのが浜松オート所属の36期の吉林直都選手。1級車乗り替わり初年度ながら抜群のスタート力で自身初となるSG初優出を果たしました。優勝戦では6着もSGスーパースター王座決定戦への得点も獲得し、年末の大舞台の初出場も成し遂げました。今年も年末のSGへ向けてどんなドラマが待ち受けているのか、ワクワクが止まらない。そんな今大会の注目選手をご紹介します。
今大会の私の注目選手は35期以降の若手選手でスタート力、良湿ともに走れる技術と勢いのある選手に注目してみたいです。1番手は地元浜松オート所属の栗原佳祐選手。良湿ともに走れ、スタート力とさばきの技術は確かなものがあります。
飯塚の北原岳哲選手と福岡鷹選手、浜松の森下輝選手と吉林直都選手、伊勢崎の浅倉樹良選手と新井日和選手も目が離せません。優勝戦に進出して年末のスーパースター王座決定戦へつなげてオートレース界全体を引っ張っていく存在になると期待しています。
今大会の優勝予想は良湿ともに力を発揮できるオートレース界ナンバーワンレーサーの伊勢崎・青山周平選手と調子を戻してきた川口の黒川京介選手。2人の本気の走りを生で観戦するとスピードとエンジンの迫力に圧倒されること間違いなし! ぜひ浜松オートレース場で観戦しましょう!












