小田原競輪FⅠ「万葉の湯杯争奪戦」が26日、開幕した。9Rでは地元の小島歩(37=神奈川)が1着で予選クリアに成功した。
「やっぱり地元での1着は格別です」。ホームバンクのS級戦では初の予選1着に会心の笑みがもれた。日高裕太の献身的な頑張りがあっての結果ではあるが「後ろの状況は見えていたし全体的に余裕があった。伸びも悪くなかったと思います」と手応えもにじませた。
コンディションは決して万全ではない。2場所前の四日市で落車し右手人差し指を負傷。「どうも腱が切れているらしい。日常生活にも支障があるし、ハンドルも満足には握れない」と痛み止めを服用しているが、そんな中でもレースでは日高のカマシにピッタリ続いて相手に隙を与えなかった。「怖さもあったけど、これなら大丈夫。集中もできています」。恐怖や不安を今節は気力でカバーできる状態にある。
「(松坂)洋平さんや松谷(秀幸)さんはもっとひどいケガでも何事もないように走っている。自分がこの程度で休んでいるわけにはいかないですよ」。今節後にはようやく専門医の診察を受ける予定で、それまで痛みは応急処置で我慢。ホームバンクのS級戦初の決勝進出へ、より集中力を研ぎ澄ませて勝負の準決に臨む。












