日本最強ボディビルダーの横川尚隆(32)が、25日(日本時間26日)に開催された世界最高峰の舞台「ミスター・オリンピア」(米ラスベガス)212ポンドクラスでトップ10による決勝に進出し、初出場で7位入賞の快挙を果たした。オリンピアに向けて指導を担当した日本ボディビル界の大レジェンド・山岸秀匡氏がまな弟子を高く評価した。

 横川は予選で3連覇中の絶対王者キーオン・ピアソン(米国)と隣り合ってステージに立ち堂々と渡り合うと、決勝ではブラジル代表フェリペ・モラエス、オーストラリア代表〝歩くエアーズロック〟キャメロン・ジョージ、クウェート代表〝中東の怪物〟ナセルらとの比較審査で死闘を展開。8位のナセルを上回り、見事に7位入賞と躍進を見せた。

 試合後、横川の奮闘を現地で見守った山岸氏は、自身のYouTubeチャンネル「BIG HIDE CHANNEL」で振り返った。

プロカードを獲得した横川尚隆(左)を称える師匠の山岸秀匡氏(2025年11月)
プロカードを獲得した横川尚隆(左)を称える師匠の山岸秀匡氏(2025年11月)

 横川について「残念ながらトップ5入りはならなかった」としつつも「沸かせました。日本からたくさんファンが来ていましたが、満足したんじゃないかな」と会場を熱狂に包み込んだとたたえた。

 その戦いぶりを「俺は横川君、トップ3に入ると予想していたけど、十分トップ3に入れる実力は見せたね。なので、次回につながる入賞ということでね」と高く評価。自身は2015年のオリンピアで日本人史上最高位の3位躍進という快挙を果たしたが、横川も現時点で匹敵するポテンシャルは見せたと太鼓判を押した。

 そして「十分沸かせて、未来、来年も見えてきたなということで、本人も収穫が多かったんじゃないかな」と今後に向けて大きな期待を寄せた。

 世界の〝ビッグヒデ〟も太鼓判を押した横川の潜在能力。来年は悲願の優勝なるか注目だ。