愛知・名古屋アジア大会の体操団体総合決勝(名古屋市総合体育館)で、予選2位の日本は合計254・026点で銀メダル。1・069点差で優勝に敗れ、3大会ぶりの金メダルには届かなかった。

 2024年パリ五輪で3冠を達成した岡慎之助(徳洲会)の表情は悔しさであふれていた。中国と僅差で迎えた最終種目の鉄棒は、コールマンで無念の落下。その後は立て直したものの、試合後には「とても悔しい結果。自分の演技がやり切れなかった悔しさを感じている」と肩を落とした。

 今大会前に腰痛を発症し、練習量の制限を余儀なくされた。「やっぱり練習を積んでいる期間が短かったと感じている。体力的にもまだまだ戻ってきてないというか、練習ができてなかった」と回想した一方で「ケガをしていても、試合はもうやらないといけない」と自らに言い聞かせた。

 団体総合で中国にリベンジをする機会は来月に控えている。世界選手権(10月17日開幕、オランダ)に向けては「大輝くんはいい演技で悪い流れを断ち切ってくれたり、とても心強いし、安心感もある。そんな大輝くんのような選手になりたい。結果はもちろん金メダルというところに置いているけど、ミスをしないというところに目を向けていきたい」ときっぱり。ダブルエースとして、さらなる進化を誓った。