ボートレース津のGⅠ「開設74周年記念 ツッキー王座決定戦」が3日に開幕する。

 豊田健士郎(30=三重)は今年、11優出2V。7月には蒲郡GⅡMB大賞で、特別戦初タイトルを手に入れた。「最近はいい。GⅡを取れたのがデカい。気持ち的にも変な焦りがなくなった」と笑みもこぼれる。

 1日現在で2027年前期適用勝率は7・32で自己最高を更新するペースだ。「出来過ぎ。井口佳典さんとか新田雄史さんみたいに、ムラのないように続けないと」と、まだまだ納得はしていない。

 4月の当地GⅠダイヤモンドカップは優出(4着)。優勝戦は3号艇で出場したが、4号艇の宮地元輝が一撃を決めてV。「まくられて負けたので悔しかった。情けないレースをした」と悔いが残る内容だった。

 その思いを胸に、今節は並々ならぬ思いで臨む。「地元タイトルは欲しい。思い入れがあるし、好きな水面。調整にもアドバンテージは絶対あるし、ずっとここでやってきて、体にもしみついてる地元の記念は優勝したい。遠征勢には負けられない」。地元GⅠの借りは地元GⅠで返すしかないとばかりに〝リベンジ〟に燃えている。

 三重支部といえば井口、新田が力強く牽引してきた。「最前線で戦っているのは、井口さんや新田さん。僕は追いつきたい。それだけ。根は負けず嫌いだし、ケツに火がつくと燃える。負けたくないし、結果的に切磋琢磨しながら支部として育てば」と、2強に続く次世代エースとしての自覚もしっかりと持っている。

 今年は地元水面で6節参戦し、5優出1Vと安定感タップリ。当地周年記念は2013年に井口が制して以降、遠征勢にその覇権を奪われている。三重の〝新エース〟として遠征勢を蹴散らし、地元周年のタイトルを奪回する。