ボクシングの元WBOアジアパシフィック・フェザー級王者・阿部麗也氏がYouTubeチャンネル「ボクサートリオch」で、注目の話題について取り上げた。

 世界スーパーバンタム級3団体統一王者・井上尚弥(大橋)とWBA世界バンタム級スーパー王者ジェシー〝バム〟ロドリゲス(米国)が来年2~3月に対戦する計画が持ち上がる一方で、バム陣営は井上戦の前に1試合を行う意向を表明。WBO同級王者クリスチャン・メディナ(メキシコ)と11月20日に統一戦を行うプランが浮上している。

 動画内で、元全日本スーパーフェザー級新人王の粟田祐之氏が「最近のネットを見たりとかしてて、視聴者側、そんなに求めてなくない? バム戦。(井上には)もうフェザー級に行ってほしいという声の方が圧倒的に多くない?」と率直な意見を述べると、阿部氏は「そうね。実際に井上チャンプが全盛期というか、一番強い状態で見れる時間は限られている。だったらフェザーで見たいというのがファンの意見としては多い」とうなずいた。

 続けて、粟田氏は「しかも、バムが11月20日にメディナ戦をやるって…。それって2月、3月に井上尚弥戦に間に合わせる気を感じない。バムがどうしたいの?という感じ」とバム陣営の方針に疑問を投げかける。

 阿部氏も「バムが求めてるんだったら、バム側自身が発信して〝井上尚弥、やろうぜ〟と。そのぐらい強気な発信とかすればまた違うんだろうけど、そういうのもなく。最近のバム陣営のインタビューで〝こっちに直接オファーは何もない〟と…。これ、果たしてやるのかなと」と首をかしげた。

 さらに、阿部氏は「今回のバム戦をやるよりも、この数戦、この数年を井上チャンプの試合として見たいのはフェザーに上げての挑戦。俺がいたフェザーだし、引退して心から応援できる。フェザーでどんなボクシングをするのかは一番見たい」と力説。粟田氏も「フェザーで(ベルトを)4本集めに行ってほしくない? 引退まで残り4試合やるとしたら、1本ずつ各団体のチャンピオンとやったらすごい」と3階級目の4団体統一を熱望した。

 その上で、阿部氏は井上の次戦について「フェザー挑戦が見たい」と改めて希望。粟田氏は「エスピノサが見たい」とWBO世界フェザー級王者の名前を挙げた。