和歌山競輪GⅢ「ワールドサイクリスト支援競輪」は8日、準決勝をメインに3日目を開催し、最終12Rではハリー・ラブレイセン(28=オランダ)が衝撃のレースを披露した。
これが世界最強の走りだ。道中は8番手を周回。別線に警戒される中、打鐘3角からスパートを開始。抜群のスピードで前団を瞬く間にのみ込むと、最後は2着の五日市誠に8車身差をつける大圧勝劇を演じて12連勝を飾った。
驚くのはまだ早い。手動計測ではあるが、残り1周の前半200メートルはなんと9秒9。それを聞いた周囲の選手からは「ありえない」「なんだそりゃ」といった声が漏れた。上がりタイムも10秒7とバンクレコードにコンマ1と迫る好時計を叩き出し、ラブレイセン本人も「日本のファンにパワーを見せられて良かった」と満足げな表情を浮かべた。
決勝は7月岸和田に続いてジョセフ・トゥルーマンの前で自力戦。「決勝も自信はある。いつも通りコンディションを整えたい」と自信たっぷりに意気込んだ。もはや注目は勝敗の行方ではなく勝ち方。圧倒的なパワーとスピードを存分に堪能したい。
写真、ラブレイセン
エトキ=ラブレイセンが破格タイムで12連勝を飾った












