和歌山競輪GⅢ「ワールドサイクリスト支援競輪」は7日、二次予選をメインに2日目を開催し、10Rでは地元の南潤(28=和歌山)が4着ながらギリギリで準決進出を決めた。

 辛うじて勝ち残った。初日4着で迎えた2日目10Rは打鐘3角で一気にカマシ切ったが、直線で末を欠いて4着に。残り2個レースの結果待ちという状況で迎えた最終12R。初日5着の角令央奈が3着争いを演じたが、8分の1車輪差及ばず4着となり、一予の着順で角を上回った南の準決進出が決まった。

「自分のレースの時より緊張した。日頃の行いはいいので(笑い)。上がれると上がれないじゃ大違いですから」。満面の笑みで勝ち上がりが決まった瞬間を振り返った。

 デビューして史上最速でGⅢ優勝を果たすなどかつては近畿の超新星として名を馳せた。近況は家庭の都合で前橋を拠点としているが「地元は和歌山です」と力強くハッキリ答えた。心は常に近畿、そして紀州にある。

 3日目(8日)の準決10Rは前日に続いて石塚輪太郎の前で自力戦となった。「なかったような命ですから。準決は近畿のため、和歌山のために全開で全力で頑張りますよ」。持ち味の行きっぷりの良さを存分に発揮して、走り慣れたオレンジバンクで先輩らを連れて〝近畿の競輪〟を体現する。