俳優の岡本圭人、南沢奈央、相島一之、松岡依都美が6日、東京・世田谷のシアタートラムで行われた舞台「『月を抱く人魚』―雨月物語より―」(7日~23日)の取材会に登場した。

 この作品は江戸時代のベストセラー小説「雨月物語」を現代劇として脚色。岡本は絵画モデル・勝四郎、南沢は日本画家・宮木を演じた。

 岡本は「この作品を見る前と後では、必ず人生が変わると思っています」とアピール。稽古を振り返って「とっても大変で、とっても難しい台本でした」という。しかし「大変であればこそ、その先にある感情や思っている以上のものが必ず伝わる。今では大変でよかったと思っている」と充実感をただよわせた。

岡本圭人(左)の引き締まった肉体美
岡本圭人(左)の引き締まった肉体美

 また、岡本は舞台で肉体美を披露。「恥ずかしいんですよ。半分以上、ズボンだけ。はだしで上半身裸。こんな舞台なかなかない」とはにかんだ。

 南沢が「美術と衣装、証明、音響が雨月物語の幻想世界を生みだしている。お客さんを幻想世界へと連れていけるように頑張りたい」といえば、相島は「雨月物語ちょっと怖いんです。ちなみに私幽霊役でございます。松岡さんも幽霊役」とアピール。

 続けて「演劇のあの手この手が詰まっている。怖い話でもあるが、怖さって繊細。これは面白いと思います」といい、「現代的な視点も入っておりますから、そういうところも楽しめるかなと」と自信をのぞかせた。

 また、この公演は国内の若手クリエイターの育成と国際的な発信を目的とした新たな事業「あたらしい国際交流プログラム」として上演する。岡本は「日本と世界の架け橋、今と未来をつなぐような舞台になっていると思います」と語った。