デビュー40周年の節目を迎えた歌手の坂本冬美が9月9日に記念シングルの第2弾「ひらり」をリリースすることを発表した。

 今回の新曲は菅田将暉らの名曲を手掛けたJ―POP界の気鋭クリエイターである石崎ひゅーい。聴き手の魂を震わせる坂本の歌声と、石崎が作り出す心揺さぶる言葉の共鳴。切なさと同時に、深い救いをもたらす極上のヒューマン・ドラマティック賛歌である。

 また、同じく石崎が作詞作曲したカップリング曲の「ほたる火」は、哀愁漂うはかない記憶の言葉と光が舞うようなエモーショナルなサウンドが見事に融合した一曲になっている。

 今年3月に記念シングル第1弾としてリリースされたのは、シンガー・ソングライターの川村結花が書き下ろした「遠い昔の恋の歌」。40周年という事で王道演歌も予想されたが、坂本が選んだのは、この時代に生きる人々に刺さる「現代の歌」を歌うことだった。40年という偉大なキャリアを持ちながらも、なお守りに入らず、全く異なる音楽的バックグラウンドを持つ作家陣の懐へと飛び込んでいく形となった。

 坂本は「石崎ひゅーいさんの曲との出会いは、カバーアルバム『想いびと』の中で歌わせていただいた『花瓶の花』でした。その時からひゅーいさんに、大切な人との別れをテーマに曲を作っていただきたいと、ひそかに切望しておりました。遠い空に逝ってしまった大切な人が、蝶々に姿を変えて、ソッと見守り寄り添ってくれる。聴いてくださる皆さまも、きっと温かな気持ちに包まれることと思います。40周年記念曲第二弾、また素晴らしい曲と出会えて、坂本冬美は幸せな歌手です」とコメントしている。

 この作品がリリースされた翌週の9月14日には、40周年記念リサイタル「坂本冬美 SPECIAL in 大阪~今日から明日へ~」(フェスティバルホール)の公演が控えている。このステージで新曲が披露されることになるはずだ。