キリンビールで営業部長を務めた異色の経歴を持つ俳優・山田直祈が、劇団Please Mr.Maverick第13回公演のオリジナルミュージカル「世界は想いでできている」で、キャリア初となるミュージカル出演を果たす。9月9日から13日まで東京・池袋シアターグリーンで上演される。 

 今年下半期は、バンド活動のオファーこそ相次いだものの、俳優としての仕事には恵まれなかったという。

「今年の下半期はバンドのオファーしかなくて、舞台とか映像案件が決まらないなぁ、と仲間と酒飲みながら嘆いていたらLINEが来ましてね。以前からお世話になっている演出家の笹浦さんでした。スケジュール合えば出ませんか、と。そして、業務提携している芸能事務所の社長からは作・演出の歳岡さんからオファーが来ていると連絡が来たから大変!」

 願っていたミュージカル出演。しかし喜びと同時に緊張も押し寄せた。

「いつか出てみたいと願っていたミュージカルですが、いざとなると心配です。大御所も出るような作品ですから。送られてきた脚本を読むと、ファンタジーでありながらテーマがしっかりしていて、世界の大人に伝えたいと思うような作品でした。とてもいい役でしたから直ぐに返事をしました。悪役ですけどね。また(笑)」

 今回挑むのは、剣を使った本格的な殺陣とミュージカルならではの歌唱。

「剣を使っての殺陣が心配です。子供の頃はチャンバラが好きでよくやってましたけど。歌も僕は桑田さんや西城さんみたいな歌が得意だけど正統な歌い方をしないといけないんでしょ?それも心配です。これから特訓ですね」

 作品には五代高之、華村りこをはじめ、MiCHi、森谷峻、田中杏佳、長谷川夢華ら実力派キャストが集結。舞台監督は笹浦暢大氏、音楽監督は元道俊哉氏、振付は松本邦裕氏、歌唱指導は城田さおり氏が担当し、山田の新たな挑戦を支える。