別府競輪ミッドナイトFⅡ「けいりんLOVE!ラブリン杯」が4日、開幕する。今シリーズは129期生の6人が本デビューを迎える。7Rでは沢田桂太郎(28=大分)が登場。在校1位で卒業記念チャンプに輝いた九州期待の新星が地元でベールを脱ぐ。

 5、6月に行われたルーキーシリーズには3節に出場。最後の熊本で優勝をつかんだものの、白星はその1勝のみ。「養成所の訓練とも違っていたし、実戦の難しさがあった」とレース特有の流れに惑わされた。

 それでも地元での本デビューに向けて準備は整えてきた。「ルーキーシリーズの時はロードをメインに練習していたが、今回はバンクでのトレーニングを中心にやってきました」と競輪への対策はバッチリだ。

 競輪選手になる以前からロード競技の選手としてナショナルチームで活動していた逸材。養成所では神山雄一郎所長からも「2年以内にGⅠを取るかもしれない」とお墨付きがあるほどだ。「神山さんからそう言っていただけたし、神山さんの期待に応えられるように頑張りたい。あと、所長には『君のスタートは記念競走を優勝してから』と言われました。だから、スタート地点にすらまだ立ってすらいないんですよ、アハハ」。そう言って笑う姿には大物感が漂う。

「競輪とロードは違いますね。ロードは時間が長いからいろいろ考えることができるけど、競輪は瞬間、瞬間なので。瞬時の判断を間違いないようにして、早くS級に上がれるように。まずはスタート地点を目指しますよ(笑い)」。競輪の神様が絶賛するスーパールーキーがどのような初陣を飾るか目が離せない。