女優の井川遥(49)、俳優の塩見三省(78)らが20日、都内で行われた「第35回 日本映画プロフェッショナル大賞」授賞式に出席した。

 1992年に設立された同賞は、映画業界の第一線で活躍する〝映画のプロ〟32人の選考委員の投票と、実行委員会の判断で決定される。

 映画「平場の月」で主演を務めた井川は、主演女優賞を受賞。同作のメガホンを取った土井裕泰監督から花束を受け取ると「(作中に)『夢みたいなことだよ』と照れ隠しに言うセリフがある。まさに今日が私にとって、夢のような時間です」と笑顔を見せた。

 99年にデビューした井川は「役者を始めてもうすぐ四半世紀。まさかここまで続けられることは想像だにしなかった」。結婚や出産などを経て「『平場の月』の役を通して、全ての経験が全部につながっていくんだと感じました」と振り返った上で「これからの私の人生が花開いていくように、今後も精進してまいりたい」と今後の意気込みを語った。
 
 また、同じく「平場の――」や劇映画「孤独のグルメ」などに出演した塩見は、長年の功績に対して特別功労賞を受賞。2014年に脳出血で倒れてからは「私の周りからは色んなもの、色んな人が消えていきました。ある種、孤立した」というものの「私の唯一の居場所として、毎年1本、2本の映画が、私のどれほどの支えになり、励みになりましたことか」と映画への思いを語った。