テレビプロデューサーのデーブ・スペクターが26日、日本テレビ系「ミヤネ屋」に出演し、巨人・阿部慎之助監督の逮捕に言及した。

 巨人の阿部慎之助監督(47)は25日夜、都内にある自宅で姉妹のけんかを仲裁した際に18歳の娘と言い争いになり、襟元をつかみ投げ飛ばすなどした。その後、チャットGPTに相談し児童相談所へ通報。児相が警視庁渋谷署へ連絡し、阿部前監督は現行犯逮捕された。

 この日行われた会見で娘の代理人は、児相に電話したところ「どうしたらいいかといった私自身の意向は聞かれることはなく、警察に通報されるといった結果になってしまいました。警察が来て一番驚いているのは自分自身ですし、父が警察に連行された姿を見て、がくぜんして私は泣き崩れてしまいました」との娘の声明を読み上げた。

 これを聞いたスペクター氏は「逮捕という言葉、日本では重みが本当に大きくて、アメリカですと逮捕はあくまでも手法の段取りにすぎない。日本ですと『迷惑をかけた』ってことも入ってしまうからこそ(阿部監督は)辞任せざるをえない」と指摘。

「いわゆるチャイルドネグレクトの影響で日本にもきてると思うのは、向こう(アメリカ)では消極的に対応するよりは、まだやり過ぎの方がいい、万が一のこと。だから子どもをすぐ家庭から隔離して1泊ぐらいは外に泊めるということ。やりすぎと言われるのは、やり足りないよりいいので、おそらく日本もそういう感覚になってきた」と説明した。

 もっとも「ただ1回目ですし、相談所は(当事者に)会ってないし、警察が現場でもう少し聞けばという気もするんです。興奮状態だったってのは、手を出してたかどうか、物を投げたかどうか…」と推測。「日本ですと(警察発表はあるが)対応した時の詳細は出ないんです。アメリカですと報告全部出るんですよ。本当に細かく。カメラもありますけど。日本はどうしてもファジーな情報しか(警察から)出てこないんです」と日米の違いを説明し、「ただ長女の手紙は全てではないと思います」と付け加えた。