フリーアナウンサー古舘伊知郎が26日までに自身のユーチューブチャンネルを更新し、歌手でタレントのあのが〝舌禍事件〟でテレビ朝日の冠番組「あのちゃんねる」を降板すると宣言した件に持論を展開した。

 18日放送の同番組で、嫌いな芸能人を聞かれたあのは「鈴木紗理奈」と回答。これが本人の耳に入り、苦言を呈されると、あのは番組降板を宣言。かねて制作サイドには演出面で改善を要求していたが、今回騒動となり「もう続けたくないので番組を降ります。つまり、番組が終わるということになると思います」とXでつづった。

 テレビ朝日は声明で「この度の責任はすべて番組制作側にあり、鈴木様、あの様をはじめ関係者の方々に多大なるご迷惑をおかけしてしまったことを改めて深くお詫び申し上げます」と謝罪している。

 一連の騒動に古舘は「いろいろ制作側とも話をしていて『こういうの辞めよう』『もう辛い』『いくらキャラとはいえ…』とか『ピー入れてくれると思ったのに入れなかった』とか、いろんな事情はあるにしてもだよ。自分の名前が付いてる冠番組を再三、この制作会社と揉めていたからって、これを機会に番組を降りますっていうのは、それは本当は『ない』んだよ」と指摘。

 続けて「野暮なこと言うつもりはないけど、鈴木紗理奈だって本気の本気で怒っちゃいないよ。『おいおい…』と思ったからカマしてるだけ」と鈴木側の〝温度感〟を代弁し、あのの降板宣言にに首をひねった。

 古舘はピン芸人・中山功太とサバンナ高橋の一件にも言及。こちらは中山が番組で過去の〝いじめ被害〟を匿名で語ったところ、SNSで犯人探しが過熱。最終的に高橋が名乗り出て、中山と和解した。

 古舘は「擁護する気はない」と前置きした上で「芸人同士はそういう言い合いが芸の方にも転がったりする世界だから、いちいち謝る必要もなくて、相手にしなきゃいいんだよ」とズバリ。SNSが世論を形成する流れに「変な世の中。名前出すなら出せって。テレビがどんどんつまんなくなっちゃって。『ピー』どころか何も言わない番組で、何もつまんない番組ばっかになって。もう、俗悪なので人の名前出したり傷つけあったりして、それをネタに怒ったフリをして…というのがあってもいいんじゃないの? エンタメの世界だから」と持論を展開していた。