コロンビア出身の人気女性シンガー、シャキーラ(49)のブラジル公演を直前に控え、舞台装置設置のスタッフが圧死するという悲惨な事故が起きた。米芸能ニュースサイト「ページ・シックス」が27日、報じた。

 シャキーラは5月2日、リオ市南部コパカバーナ海岸で行われる野外フェスティバル「トド・ムンド・ノ・リオ」にヘッドライナーとして出演する予定だったが、26日に公演の準備中、舞台設営に従事していた28歳のスタッフが事故で死亡したという。警察当局は同日、現場の再鑑識を実施し、事故原因の特定を進めている。

 州消防局によると天井構造物の一部が落下し、スタッフは下半身を挟まれる重傷を負い、病院に搬送されたが死亡したという。州消防局は昇降設備工事に関連する事故と説明している。

設営準備中のシャキーラのコンサート会場(ロイター)
設営準備中のシャキーラのコンサート会場(ロイター)

 コンサートの公式インスタグラムアカウントは声明文で「事故によりプロの命が悲劇的に奪われた」とした上で「救急隊員が現場で初期処置を行い、その後、すぐに消防署に連絡して患者を搬送しました。残念ながら、そのプロの方は病院で亡くなりました。現時点では、責任のある企業、その従業員、そして被害者の家族に対し、あらゆる支援、慰め、連帯の意を表します」と、被害者へ追悼の意を表している。

 また声明文では「第3海上部隊の救急隊員が直ちに被害者への救急処置を開始し、その後、被害者はミゲル・コウト市立病院に搬送されました。救助隊の懸命な努力にもかかわらず、死亡が確認されました」と説明されている。

 目撃者によると、被害者は「地面に倒れた」構造物の下敷きになっていたという。またビーチの海水浴客は「突然、人々が走ってきて男性を引き上げようとしていた」と証言している

 シャキーラは25日、インスタグラムを通じて、間近に迫ったブラジル公演への期待を熱く語っており「もうすぐリオだ!!!」と、シャツを脱いで扇子で体を隠しているセクシーな写真にキャプションを添えていた。さらには「ゲストアーティスト、新しい衣装、皆さんがきっと気に入る曲など、たくさんのサプライズを用意しています。会場に行くのが待ちきれません」と語っていたが、その翌日に思わぬ悲劇が起こってしまった。