マドンナが自身のインスタグラムを更新し、米カリフォルニア州インディオで開催された音楽&アート・フェスティバル「コーチェラ2026」のステージで着用した貴重なヴィンテージ衣装が紛失したことを明らかにした。米ニュースサイト「TMZ」などが20日、報じた。

 マドンナは17日、同フェスの2週目のヘッドライナーを務めたサブリナ・カーペンターのステージにサプライズ出演。2人はマドンナの大ヒット曲「ヴォーグ」を共演し、今年7月3日発売予定のアルバム「コンフェッションズ・オン・ア・ダンスフロアPartⅡ」に収録されると思われる新曲を初披露した。

 このステージでマドンナは、ちょうど20年前の2006年、コーチェラに初出演した時と全く同じグッチのジャケット、紫のコルセットとお揃いのライラック色の手袋、紫色のストッキングと膝丈のスティレットブーツを身に着けて色付きのサングラスをかけ、長いブロンドの髪をウェーブさせて下ろしていた。

 ところが公演後、マドンナの衣装が紛失したことが発覚。ポップス界のアイコンは悲痛な思いをしているという。

 マドンナは20日にインスタグラムのストーリーズ投稿で、共演したサブリナに対し「まだ気分が高揚しています。サブリナに感謝します。私を原点回帰させてくれました」と敬意を表しつつ「この巡り合わせは、私が着ていたヴィンテージの服がなくなっていることに気づくまでは、特別な意味がありました」とつづり、自身の歴史の一部である衣装が紛失したことへの悲痛な思いを明かした。

 インディオ警察の担当者は同メディアに対し、「2026年4月18日土曜日の午後7時32分ごろ、マドンナの代理人から紛失物の届け出があった」と語っている。

 警察によると、紛失届が出された品物には衣類や宝飾品が含まれており「それらは2026年4月18日の午前1時30分過ぎ、コーチェラ・バレー・ミュージック・アンド・アーツ・フェスティバルの2週目の週末に、エンパイア・ポロ・グラウンズのゴルフカートの上で最後に目撃された」という。

 警察によると、予備捜査の結果、問題の物品が入った2つのバッグは「バスに積み込むために移動していた従業員が運転するゴルフカートから落ちた可能性がある」という。従業員はその後まもなくホテルに到着した際、バッグがなくなっていることに気づいたという。広報担当者は「バッグが意図的に盗まれたことを示唆する証拠はない」と語っている。

 インディオ警察は、これらのバッグを発見した場合には速やかに警察に届け出るよう呼びかけている。マドンナ側は、衣装の返還に対しては報酬を支払う意向も示しているという。