マドンナが2016年に元夫の映画監督ガイ・リッチーと息子ロッコの親権を争っていた時に自殺を考えていたと明かした。米メディア「ページ・シックス」が29日、報じた。

 マドンナは29日にジェイ・シェッティのポッドキャスト「オン・パーパス」に出演。親権を争っている時期に「人生の中で腕を切り落としたいと思った瞬間がありました」と告白した。「実は自殺も考えたんです。エモじゃないから、こんなこと言うと変に聞こえるかもしれないけど…。でも、『もうこの痛みに耐えられない』って思ったんです」とも明かした。

 当時、マドンナは、弁護士らと法的な問題を話し合っていながら「レベル・ハート・ツアー」で「毎晩ステージに立たなければならなかった」という。「楽屋の床に横たわって、ただ泣いていました。本当に世界の終わりだと思いました。耐えられなかったんです」と当時の心境を明かしつつ「でも、神に感謝して、今はもうそんなふうには感じない」と語った。

 マドンナは、自身の精神的な旅が困難を乗り越えるのに役立ったと説明し、今では困難な経験を罰ではなく教訓として捉えていると明かしている。

 マドンナとガイは2000年から08年まで結婚しており、00年に現在25歳のロッコが生まれた。16年に当時15歳だったロッコが父親と一緒に暮らすために英国への移住を希望したことを受けて、マドンナとガイは親権に関する合意を詰めることとなった。

 親権争いは、ロッコがマドンナと休暇を過ごすためにロンドンからニューヨークに戻ることを拒否した15年12月に始まった。

 当時、情報筋がワシントン・ポスト紙に、ティーンエイジャーだったロッコは「母親とうまくいっていない」と語っていたにもかかわらず、裁判官はロッコにマドンナの住むニューヨークに戻るよう命じた。

 16年9月、元夫婦は和解し、ロッコはガイと一緒に海外で暮らすことが認められている。