27日のNHK連続テレビ小説「ばけばけ」最終回の終了後、続く選抜高校野球の中継に、横山哲也アナウンサーが〝朝ドラ受け〟から入った。普段「受け」を行っている「あさイチ」が、この日は放送休止。高校野球の期間中は同番組の生放送が休止されることが多く、近年の選抜中継では実況アナが代役を果たすことが恒例化している。
「昨日までは、トキ(高石あかりが演じるヒロイン)がずっと悲しい表情をしていたので、『これはあと1話で終われるのかな』と思っていましたけれども、最後にトキとヘブン(夫=トミー・バストウ)の最高の笑顔が見られました」
冒頭、今週の「ばけばけ」展開を語った横山アナ。「写真を次々と切り替えていくオープニングの映像が放送の序盤からずっと印象的でしたけれども、『あ、そういうことだったのか』と思わせるような演出もありました。笑ったり転んだり、日々生活していますといろいろなことがありますけど、その何気ないことが、振り返ると本当にいとおしく、素晴らしいものだと気づかせてもらいました。連続テレビ小説『ばけばけ』、今日最終回となりました」と、ハンバートハンバートによる主題歌タイトルもまじえて、まとめた。
明治時代の作家ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)とその妻セツをモデルにしたドラマ。朝ドラ最終週はクライマックスを迎え華やかさに彩られるところだが、「ばけばけ」は重い空気に包まれた。ヘブンが最後に書いた「怪談」が米国で酷評され、執筆を勧めたトキが責められる。亡き夫を振り返る口述では、自分はヘブンを縛り付けていたのではと反省の弁ばかりが口をついた。
ところが最終回、トキが英語にまつわる勘違いをしていたことが判明すると、みんなで大笑い。そしてトキは失ったものの大切さを改めて感じて大泣きに転じた。最後、ろうそくをはさんで向かい合ったトキとヘブンが笑顔を見せる。散歩に出かけ、ろうそくが吹き消される。画面は暗転し、夫婦が話す声だけ流れて物語は完結した。












