STARTO ENTERTAINMENTは1日、傷害事件で逮捕、釈放されたtimeleszの猪俣周杜(25)を契約解除(9月30日付)したと発表した。STARTO社としてはガバナンスを問われる事態に発展。所属アイドルへの〝鬼〟のコンプライアンス講習が行われることになりそうだ。
STARTO社は1日の声明で被害女性をはじめ、ファンやスポンサーなど関係者に改めて謝罪。猪俣はtimeleszを脱退、グループは7人で活動継続するとも発表した。
猪俣は9月18日、東京・江東区のコンビニ駐車場に止めた車内で知人女性の顔を殴打するなどし、鼻から出血させたとされる。当人を巡って警視庁は翌19日に傷害容疑で逮捕し、STARTO社は同日に謹慎と活動休止を発表。猪俣は同25日、東京湾岸警察署から釈放された。芸能関係者の話。
「タレントの傷害事件は一般人のそれとは比較にならないほど影響は甚大。それを猪俣が理解していなかったのが今回の事件の問題点の一つ。STARTO社は所属アイドル、特に若手アイドルやジュニアに対し、コンプラ講習を再徹底するでしょう」
STARTO社は旧ジャニーズ事務所の創業者で故・ジャニー喜多川氏の性加害問題や元タレントの中居正広氏の女性問題を受け、コンプラ対策を進めてきた。同社が今年6月、公式サイトで発表した報告書によれば、「タレント向け」のコンプラ講習として「2025年8月から同年11月にかけて合計9回」実施したとのこと。その内容は「性加害やハラスメント等を含めて近時のコンプライアンスリスク」などについてレクチャーしたという。
timeleszでは、グループの新メンバー募集オーディション「timelesz project(タイプロ)」で同期加入した原嘉孝(31)が猪俣の〝教育係〟だった。芸能プロ関係者は「原さんは猪俣に対し、ジャニーズの歴史やしきたりを教えるなどしました」と話す。
猪俣の契約解除、グループ脱退を受けて1日、都内であった緊急記者会見で菊池風磨(31)は自身もコンプラ講習を受けていたと説明した。
「ただ、コンプラ講習は受講するタレントが真剣に取り組まなければ形骸化します。今回の傷害事件を受け、STARTO社のコンプラ講習の実効性に疑問符が付くと業界内で言われています」(前出芸能関係者)
あるお笑い事務所のコンプラ講習では「講習中、寝たり、配布資料の余白に落書きしたりしていた芸人もいたのがホンマのところ」という参加芸人の声もある。
前出芸能関係者は「STARTO社ではこれまでのコンプラ講習で外部専門家を講師として招き、所属タレントにレクチャーしてもらっていたけど、その内容はジャニー氏の性加害問題、中居氏の女性問題もあり、性的事案のレクチャーが多かったとされます。今後は女性への暴力は〝絶対厳禁〟と徹底的に指導するはずです」と語った。
STARTO社に1日、取材を申し込み、コンプラ講習について質問したが、回答はなかった。












