NHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」で織田信長を演じる小栗旬(43)が強烈な存在感を放っている。

 小栗といえば、2022年放送の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で主演を務め、視聴率以上に作品評価が高かった。群像劇を束ねる座長としての手腕、そして歴史人物を現代的に立ち上げる演技力は、NHK内でも別格扱いだという。

 NHK関係者は「『鎌倉殿』以降、小栗さんは〝数字以上のものを残せる俳優〟という評価が完全に定着しました。主演経験者は、その後の起用のされ方がまるで違う。今回の信長起用は、その象徴です。戦国時代を象徴するカリスマ役での出演は、作品全体に重厚感を与えています」と語る。

 今回で小栗の大河ドラマ出演は10本目。単なる常連ではなく、〝作品の格〟を担保する存在としての起用だ。

 NHK作品の出演料は民放に比べ半分以下とも言われ、大河ドラマのギャラも決して高額ではない。それでも、今回の出演者の中で小栗は別格の扱いを受けているという。「今作のキャスト陣の1話のギャラでは、小栗さんがトップ評価です」(同)

 物語の主役はあくまで豊臣兄弟。しかし、新たな大河の空気を支配する〝陰の主役〟として、小栗は視聴者の記憶に強く残りそうだ。