延期になっていたボクシングWBA世界スーパーライト級王者ゲーリー・ラッセル(29=米国)に同級1位・平岡アンディ(29=大橋)が挑戦する同級タイトルマッチの会見が22日、都内で開かれ、2月21日(日本時間22日)に米ラスベガスで開催されると発表された。世界初挑戦の平岡は準備期間を多くとれたことで延期を前向きに受け止めているものの、興行のメインイベントに問題児で知られるWBC世界ウエルター級4位ライアン・ガルシア(米国)が出場することで、再度の延期への不安を口にした。
この一戦は昨年11月に米マイアミで開催が予定されていたが、興行のメインイベントでエキシビション戦に出場を予定していたジャーボンテイ・デービス(米国)のDV疑惑などにより延期。舞台を本場ラスベガスに変えて行われることになり、平岡は「ラスベガスで世界戦をやるのは本当に夢だったのでワクワクしている」と話しながらも、「ライアン・ガルシアがちょっと心配ですね」と不安げに語った。
デービスは多くの暴行騒動を起こしているが、ガルシアも負けず劣らずの問題児。2024年4月の試合では体重超過した上に体重計の上でビールを飲む奇行を見せ、ドーピング検査でも陽性となり、1年の出場停止処分を受けた。
さらに、処分期間中の同年12月に総合格闘技RIZINで安保瑠輝也とのエキシビション戦が組まれたが、自身の右手首負傷を理由に延期されるなど、トラブルは数多い。それだけ再度試合が流れる確率が高くなると考えられ、平岡は「本当に勘弁してほしい」と苦笑し、「計量失敗してもいいんで、しっかり興行自体は行われるようにお願いしたい」とメッセージを送った。所属ジムの大橋秀行会長も「心配です。なんでそんな心配しなきゃいけないの?」とあきれ顔だった。
とはいえ、平岡は延期を「しっかり準備する時間もありましたので、元気にピンピンやっております」と歓迎。現在は「非常に強い、いい選手」というメキシコから招いた2人とスパーリングを重ねているという。大橋会長も「こういうパターンはだいたい勝つ。運も味方してくれると思う」と期待している。
とにかく、試合が実現することを願うのみだ。












