現在放送中のNHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」を巡り、〝小栗信長〟vs〝岡田信長〟で論争が起きている。どちらの信長が怖いか――というわけだ。

 俳優の小栗旬(43)は「豊臣兄弟!」で織田信長役を務め、初回の4日放送でさっそく初登場。主演で俳優の仲野太賀が演じる小一郎(のちの豊臣秀長)が「やはり信長はウワサ通りの大うつけ(愚か者)じゃな」「あんたはどう思う?」とたずねると、男にいきなり殴り飛ばされて「ムダ口叩くヒマがあったら働け」と突き返されるシーンがあった。この男が信長だった。インパクトのある初登場を飾った後も〝小栗信長〟は放送回を重ねるごとに重厚な雰囲気が増し、存在感がきわ立っている。

 小栗にとって大河は「鎌倉殿の13人」(2022年)での主演などを含め、今作で10作目。芸能関係者は「近年の大河のキャスティングにおいて小栗さんは〝重鎮クラス〟に位置付けられ、今作でも重要なキーマンとして描かれていきます」とうなずく。

 SNS上では〝小栗信長〟と俳優の岡田准一(45)が「どうする家康」(23年)で演じた信長――〝岡田信長〟が比較されている。

「〝どちらの信長が怖いか〟などと大河ファンの間で論じられています」(前出関係者)

〝岡田信長〟も初回放送からインパクトは絶大。俳優の松本潤が演じた松平竹千代(のちの徳川家康)を「待ってろよ竹千代。俺の白ウサギ」と呼び、威厳を漂わせた。

「〝小栗信長〟は〝岡田信長〟に比べると、〝ちょっと人間的〟〝少し優しいかも〟と評されています」(同)

 戦国時代を描く上で欠かせない信長は、これまでの大河で多くの俳優が演じてきた。

 芸能プロ関係者は「信長は大河で強烈なキャラクターとして描かれやすい」と指摘。俳優の染谷将太が演じた「麒麟がくる」(20年)の信長については「これまでとは違い、狂気じみた怖さを醸し出したと評価されました」と振り返った。

「麒麟がくる」で信長役を演じた染谷将太
「麒麟がくる」で信長役を演じた染谷将太

 小栗は今後、どんな信長を見せていくか。