昨年11月に52歳で急逝した、米歌手ジャクソン・ブラウン(77)の息子で俳優だったイーサン・ブラウンさんの死因は、米国で蔓延し、深刻な社会問題になっている麻薬性鎮痛剤フェンタニルなどによるものだったことが分かった。米紙ロサンゼルス・タイムズが14日伝えた。
同紙によると、ロサンゼルス郡検視局は同日、イーサンさんの死因について報告書を発表し、遺体からフェンタニルのほか、覚せい剤の主要薬物であるメタンフェタミンや局所麻酔用のリドカインも検出されたとしている。
同検視局は、「イーサン・ブラウンさんは2025年11月25日、自宅で反応がない状態で発見され、死亡した」とし、「この困難な時期に遺族のプライバシー保護と配慮をお願いしたい。現時点でこれ以上の詳細は不明」だと発表した。
違法な流通ルートで密輸され、非常に強力で安価なため、フェンタニルは米国で急速に広がっている。薬物の過剰摂取による死者は年間約11万人(2023年時点)に上り、その多くがフェンタニル関連とされる。
イーサンさんはアンジェリーナ・ジョリー主演の映画「ハッカーズ」(1995年)やケイト・ハドソン主演の映画「プリティ・ヘレン」(2004年)などに端役で出演。また、モデルやミュージシャンとしても活動した。












