NHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」の第2回が11日、放送される。4日の第1回の視聴質を分析したREVISIO株式会社の発表によると、最も注目されたシーンは主人公の木下小一郎(後の豊臣秀長=仲野太賀)でもその兄・藤吉郎(後の豊臣秀吉=池松壮亮)でもなく、織田信長(小栗旬)の苛烈さを見せつけた場面だった。
1時間に拡大された初回のラスト近く、隣国美濃の斎藤義龍(DAIGO)が放った刺客らを返り討ちにした信長が家臣らに報復を命令。藤吉郎と小一郎らを前に「美濃の毒がどこまで回っているやも知れぬ。見せしめじゃ。間者の身内は女子供に至るまでことごとく殺せ」と言い放った。信長配下に美濃の間者がおり、動向が義龍に漏れていたのだった。
REVISIOが公表した第1回視聴者の「注目度」では、このシーンが80・6%で最も高かった。注目度は、テレビの前にいる人のうち、画面に視線を向けていた人の割合を示す。シーンに注目している度合いが分かるデータだ。小栗・信長が豊臣兄弟2人を食ったような数字となった。
この結果に同社は「パブリックイメージそのままの冷酷な織田信長に、視聴者の関心が集まったと考えられます」とコメントした。小栗の大河出演は1995年の「八代将軍吉宗」から2022年の初主演作「鎌倉殿の13人」を経て、10度目。信長役はドラマ・映画の「信長協奏曲」に次ぐ2度目。こうした背景から「(今回の)この配役はSNSでも大いに話題になっており、視聴者の注視を誘う大きな要因となったのでしょう」と要因を挙げた。
第1回の平均注目度は72・3%%で、前作の「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」を1・6ポイント上回った。同社によると、両作品のテレビオン率(世帯視聴率と同じ、REVISIO調べ)が同程度だったことを踏まえると、「豊臣兄弟!」の方が視聴の「質」が高かったことが分かると飲見方も示した。












