昨年12月8日に結成20周年を迎えたAKB48は、6年ぶり出場となった大みそかNHK紅白歌合戦で豪華OGと共演し、大きな話題となった。現役メンバーのエース・小栗有以(24)は「21年目が大事! 2026年を駆け抜けたい」と力を込める。初のフォト&スタイルブック「AB型の左利き」を発売するなど、男女問わずファンを魅了する小栗が、今後の決意を明かした。

  ――初めてのフォト&スタイルブックではメイクやコスメ、ファッションなどを紹介。昨年3月の東京マラソンで完走した際には“崩れないメイク”と話題になった

 小栗 美容やコスメ、ファッションは大好きですけど発信の仕方が分からなかったので、こうして本として出せてうれしいです。研究しながら追い求めてきたものなので、秘密にしておこうと思っていた部分もあって。

 ――昨年12月に開催されたAKB48結成20周年コンサートでは、女性ファンの多さが目立った

 小栗 私も女優さんの使っているコスメアイテムが気になったりする。参考にしたいと思っていただけるファンの方がいたらうれしいなと思って、もう隠す必要ないと、公開しようと思ったのも本を出すきっかけにもなりましたね。

 ――大分県の別府温泉と湯布院で撮影

 小栗 私は昔から温泉やサウナが大好き。温泉に入ったり、有名な野菜の蒸し料理をいただいたり、すごく充実したロケになりました(笑い)。一番のお気に入りの写真は温泉と関係ないんですけど、お馬さんに乗ったカットです。AKB48に12歳で加入したんですけど、会う人、会う人に「オグリキャップ」と呼ばれていたんです。よくわからなかったんですけど、ようやく競馬の有名な馬だったとわかって。馬に乗って、ようやく“オグリキャップ”になれた気分でした(笑い)。

 ――20周年コンサートや6年ぶりに出場したNHK紅白歌合戦では、前田敦子さんらOGと共演した

 小栗 武道館ではやっぱり先輩方のすごさを肌で感じて、正直圧倒された現役メンバーである自分たちがいました。ただ、20周年を迎えられたのは私たちが頑張ってきたからだと言い聞かせたりもした。それでも先輩方たちへの声援の大きさを目の当たりにして、悔しい気持ちがあったことも事実です。それでも先輩方が私たちに寄り添ってくれて、吸収するものがたくさんあった。前田敦子さんが後輩たちを思って「私たちが出ていいのか」と葛藤されたことをおっしゃっていたことも知って…。たかみな(高橋みなみ)さんもみんな卒業されたのに、私たちのことを考えてくださった。21年目からは本当に私たちが頑張らなきゃいけないと強い気持ちが芽生えました。

 ――昨年12月8日の結成20周年公演の時、秋元康総合プロデューサーは小栗さんらメンバーに「自分たちのイメージを大切にし過ぎている。AKBらしさが一番危険で一番良くない。AKBらしさをずっと踏襲してたら変わらない」とメッセージを送った

 小栗 私たちらしくでいいと思ってはいたんですけど、やっぱりどこかでAKB48というブランドがある限り、変えちゃいけない、大事にしなきゃとも思っていた部分はあります。ただ、先輩たちのパフォーマンスを見てても、本当に楽しんで自由で、個性があった。私たちに足りないもの、課題が見えてすごく良かったです。

 ――小栗さんが発揮したい個性とは

 小栗 難しいですけど、グループとして再び東京ドーム公演を目指すなどみんなが同じ方向に向きながらも、人とかぶらないような個性を意識してもいいのかなって。先輩方の現役時代を見ても、服装や髪形をそれぞれ違うようにしていたり、個性をアピールしていた。個々のメンバーを覚えてもらうためにも“自分”を確立させた方がいいのかなと思っています。

 ――最後に改めて、今年の決意を

 小栗 今は本当に多くのアイドルグループができている。AKB48はブランドが大きいからこそ、昔のイメージがまだまだ強い。20周年で盛り上がったからこそ、先輩方がいない21年目が大事。2月には新シングル発売、4月には国立代々木競技場第一体育館でコンサートもある。私たちの今を出し尽くして、全力で駆け抜けたいと思います!

 ☆おぐり・ゆい 2001年12月26日生まれ、東京都出身。14年にAKB48チーム8の東京都代表として加入。昨年8月発売のグループ結成20周年の記念シングル「Oh my pumpkin!」で、3度目のセンターを務めるなどエースとして活躍。女優として映画やドラマにも多数出演している。