タレントの明石家さんま(70)が司会を務めるフジテレビ系「明石家サンタ史上最大のクリスマスプレゼントショー」(明石家サンタ)の今年の放送が見送られた。その原因は、フジの一連の問題でスポンサーからの理解を得られなかったとされるが、フジ社内では視聴者からの〝電凸〟を懸念する声が上がっていた。
1990年に開始された「明石家サンタ」は視聴者参加型の深夜の生放送番組で、近年はクリスマス未明に放送されている。さんまは視聴者からその年の1年間で身の回りに起こった〝寂しい話〟を電話で打ち明けられ、それをおもしろいと認めれば〝明石家サンタ〟として豪華賞品をプレゼントする。進行はフジOGでフリーアナウンサーの八木亜希子。
今年放送は見送られたが、フジはその理由を明かしていない。原因は、元タレントの中居正広氏(53)の女性トラブルに端を発したフジの一連の問題とされている。
さんまは11月29日放送のMBSラジオ「ヤングタウン土曜日」で、「明石家サンタ」の放送見送りの原因は「フジテレビさんの諸事情」とし、「(視聴者の)不幸の話を聞くのをフジテレビでやるのは、見る方が『え? え!?』ってなるんじゃないかという危機感」などと説明した。
他にも一連の問題の影響で、スポンサーからの理解を得られなかったとされている。
フジ社員の話。
「毎年スポンサーさんから提供される豪華賞品がプレゼントになっています。昨年放送では宿泊券や最新家電、高級食材、ジュエリーなど。八木さんが商品名や会社名を発表しますが、一連の問題があった今年の放送ではスポンサーさん側が商品の提供に難色を示し、番組側は商品集めが難しかったと言われています。さんまさんは例年、『(商品集めを)頑張ったんやな』とホメていたんですが…」
そもそもフジ社内で懸念の声が上がっていた。
「『明石家サンタ』では時に視聴者が電話口で不規則発言することもあります。今年の放送では視聴者から一連の問題に触れられる懸念があった。毎年、放送前に〝寂しい話〟を募集し、番組側が精査するので〝寂しい話〟については番組スタッフの事前チェックを経ているけど、生放送で当事者のプライバシーが含まれる一連の問題に触れられれば放送事故です」(前出社員)
〝電凸〟への懸念があったわけだ。
「明石家サンタ」の放送見送りにより、「さんまのお笑い向上委員会クリスマス生放送SP」(25日午前0時25分)が放送される。
「『明石家サンタ』『向上委員会』はともにさんまさんが司会で、プロデューサーも同じ。放送見送りの代替措置として調整しやすかったそうです」(同)
さんまは前出の「ヤンタン」内で、来年の「明石家サンタ」について「どうなるかも分からない」と悩ましげだった。一連の問題は尾を引いているようだ。












