英伝説的ハードロック・バンド、ディープ・パープルのボーカリスト、イアン・ギラン(80)は視力低下が深刻化するなか「そう遠くないうちに」引退することを公表。来年4月のジャパンツアーが日本での見納めになる可能性が濃厚になった。

 ギランは英音楽誌「Uncut」最新号のインタビューで「視力は30%しかない。良くなる気配がない」と激白。「一番大変なのは、ノートパソコンで作業すること。(中心視野では見えないので)周辺視野を使わないと画面上の何も見えない。横目で見て行を拾う感じ。本当に疲れる。作業には長い時間がかかる」と明かした。

「スモーク・オン・ザ・ウォーター」や「ハイウェイ・スター」などで知られディープ・パープルは1968年の結成以来、現在も精力的にツアーを行っている。通算17回目となる日本公演は、来年4月11日の東京・武道館を皮切りに、同13日には大阪・グランキューブ大阪、翌14日は愛知・岡谷鋼機名古屋公会堂での公演が予定され、5月からは欧州ツアーが始まる。

 ギランは同誌に「歳を重ねていくのは本当に面白い。笑えるよ。でも、そう思う時もあれば、そう思わない時もある」と告白。「棒高跳びができなくなった以外は、特に何も変わっていない。それ以外は物事が少しゆっくりになったくらいかな」と打ち明けた。ギランは若い頃、棒高跳びの選手だった。

 続けて引退ついてはこう言った。「元気がなくなったら音楽活動をやめると思う。誰にも恥をかかせたくないからね。そして、もうすぐそうなる。じわじわと近づいてきている」と語った。