オアシスの再結成ツアー2日のウェンブリー・スタジアム公演で、男性ファンがスタジアムから転落死する悲劇が起きた。英紙サンが4日、報じた。

 亡くなったのは40歳の男性で9万人が埋め尽くした会場で、ショーの終わりに観客が拍手し花火が打ち上がる中、転落したと見られている。会場で最も高いスタンドは地上170フィート(約52メートル)の高さにある。

 ロンドン警視庁は、2日の午後10時19分に負傷した男性がいるとの通報を受けて警官らが現場に駆けつけその場で死亡が確認された。「転倒によるものとみられる負傷」を負った状態で発見されたという。

 目撃者の証言では「真下にいました。最初はコートが落ちたのかと思いましたが、コンクリートの上に男が倒れているのが見えました」という。511番ブロックの上層階から観客が退出する際にしようとした際に悲劇が起きたという。他のファンは、投げられたビールやこぼれた飲み物のせいで、誰かが足を滑らせるのではないかと心配したと話している。

 男性が転落するのを目撃した別の観客はSNSに「511番ブロックにいたんですが、隣にいた男性が滑って転んでしまいました。ひどい状況でした」と投稿した。

 バンドは3日に「昨夜の公演でファンが悲劇的に亡くなったと聞き、衝撃を受け、悲しんでいます。オアシスは、関係者のご家族とご友人に心よりお悔やみ申し上げます」と被害者を追悼する声明を出している。

 ウェンブリー・スタジアムの広報担当者は「ウェンブリー・スタジアムの医療スタッフ、ロンドン救急サービス、警察は、土曜日に転倒して負傷したコンサート観客の対応に当たりました。彼らの努力にもかかわらず、ファンは非常に悲しいことに亡くなりました。私たちは、特別な訓練を受けた警察官から情報提供を受け、サポートを受けている彼の家族に心からお見舞い申し上げます」との声明を出している。

 オアシスは9日、9日、12日にエディンバラで3公演を行った後、アイルランド、カナダ、アメリカ、メキシコをツアーして、9月27日と28日に再びウェンブリー・スタジアムで公演を行う予定。