16日のTBS系日曜劇場「ザ・ロイヤルファミリー」第6話は、主人公の栗須(妻夫木聡)ら希望の馬・ロイヤルホープのラストレースを軸に物語が展開した。

 有馬記念を最大目標に掲げてロイヤルホープとともに闘ってきた、馬主の山王(佐藤浩市)と栗須。だが挑戦を続けても勝利の女神は微笑まず、6歳になった2018年の同レースをもって引退させることが決まる。

 当日の中山競馬場。ホープを生産した野崎牧場の剛史(木場勝己)と加奈子(松本若菜)父娘が息子で競馬学校に入っている翔平(市原匠梧)を待っていた。家族でホープの最後を見届ける。一緒にいた栗須が「パドックの方にも行ってみる?隆二郎にも会えるよ」と佐木騎手(高杉真宙)の名を出すと、翔平は「やめときます。もう憧れじゃないから。ライバルだから」と断った。

 23年のワールドベースボールクラシック(WBC)で、日本代表の大谷翔平投手が仲間に発した「憧れるのをやめましょう」を思い起こさせる言葉。ドラマの翔平にとって佐木は憧れの存在ではあるが、競馬サークルの一員としての自覚が誘いを拒ませた。

 そんな息子に「言ってくれるねぇ」と剛史。加奈子は頼もしげに見つめた。〝史実〟を重ねたかのようなセリフにX(旧ツイッター)では「まるで大谷翔平」「カッコいいじゃん」「翔平くんめっちゃくちゃ大人になってる」などと反応が相次いだ。