大相撲九州場所4日目(12日、福岡国際センター)、大関経験者の十両朝乃山(31=高砂)が十両琴栄峰(22=佐渡ヶ嶽)を力強く寄り切って星を2勝2敗の五分に戻した。

 3日目までは守勢に回る相撲が続いていたが、この日は一気に前に出て完勝。取組後は「自分の形になるまで休まず攻めたのが良かった」とうなずいた。一方で、序盤4日間で五分の成績には「本来は五分じゃなくて連勝しないといけない立場。これも人生」と苦笑いを浮かべた。

 今場所前には出稽古に来た横綱豊昇龍(立浪)と胸を合わせる機会もあった。「場所前には横綱と2年ぶりぐらいに稽古をした。足の運びとかは大丈夫。しっかり足のケアをしながら、万全の状態で臨みたい」と手応えを得て本番に臨んでいる。

 5日目以降に向けて「また明日はやってくる。楽しんで自分の相撲を取っていきたい」と意気込んだ。