元TBS記者でジャーナリストの武田一顕氏が31日、MBSテレビ「よんチャンTV」に出演。鈴木憲和農林水産大臣が高止まりするコメ価格対策として「おこめ券」導入を検討しているニュースにコメントした。

 鈴木氏は就任会見で「今は物価高対策の中でおこめ券も含めて、お米クーポンも含めて対応するのが、今すぐにできることだ」と早期実現に意欲を見せている。

 武田氏は「まず参議院選挙の時に自民党が言っていた2万円現金給付するというのは否定されて、高市総理が『やめる』って言ったわけです。なのに、おこめ券ならいいのか?っていう話ですよ」と苦言。
 
 武田氏は1999年、小渕恵三内閣での「地域振興券」を想起したといい「これは本当に効果なかった。経済政策としても効果がなかったから、『おこめ券出せば本当に物価高対策になるのか?』というのはきちんと検証してやらないと『ただ、また出して票を買うみたいな話になったらまずいですよ』というのが私の懸念です」と警鐘を鳴らした。

 さらに「もう一つ、農水省とかがやることの問題点というのは、実は今回のコメ不足の時も初め農水省は『米は足りてる』『どこかで目詰まりしてる』って言ってた。それなのに結局、実は足りなかったというのがあるから、あまり政府が介入すると、そういうウソにつながる。あれ、ウソでしょ。みんなをだましたわけだから。そういうことが起きないようにするためには、ある程度自由にした方がいいというのはある」と主張した。