「SUPER EIGHT」横山裕(44)が務めた日本テレビ系「24時間テレビ」(8月30~31日)のチャリティーランナーは成功裏に終わった。それだけにあちこちの番組から引っ張りだこだ。一方、早くも焦っているのが「24時間テレビ」のスタッフ。今年あまりにうまくいったために、来年のチャリティーランナーの人選に頭を抱えているという。

 今年のチャリティーマラソンは「子どもの貧困問題」がテーマ。横山には、重い病を抱えたシングルマザーの母親と幼い2人の弟を支えてきた過酷な過去があったことから、少しでも子どもたちの困難な現状を伝えようとチャリティーランナーを引き受けた。

 そんな横山の思いが視聴者にも伝わったのだろう。番組終了時点での募金額は、昨年4億3801万4800円だったのに対し、今年は7億40万8600円も積み上げた。ある制作会社関係者の話。

「アイドルが赤裸々に自身の過去を告白し、厳しい状況にある子どもたちのために走るという理由が多くの視聴者の共感を呼びました。日テレ内では大成功ととらえられています」

 その活躍もあってか、横山は日テレ系で「ザ!鉄腕!DASH!!」(9月7日放送)、「しゃべくり007 2時間SP」(同29日放送)、「せっかち勉強」(今月4日放送予定)に立て続けに出演。同月6日から始まるフジテレビ系月9ドラマ「絶対零度~情報犯罪緊急捜査~」も注目されるに違いない。

「横山がチャリティーマラソンを走ったことは、番組的にもタレント的にも意義深いものになったことでしょう」(同)

 一方、あまりにもうまくはまっただけに、番組スタッフのプレッシャーも大きいという。

「昨年チャリティーランナーを務めたやす子にしても、今年の横山にしても、苦しんだ過去や家族の絆を感じさせるエピソードがあり、それが『24時間テレビ』のコンセプトに合致しました。そのため、番組スタッフは来年もそういう人を見つけなければと焦っているそうです。家族の絆やその人の知られざるエピソードを収集するため、スタッフの間ではNHKの『ファミリーヒストリー』をチェックするのをはじめ、いろいろリサーチしています」(同)

「ファミリーヒストリー」は各界で活躍する著名人の父母や先祖がいかに生き抜いてきたかを紹介する番組だけに、たしかに打ってつけかもしれない。来年はどんなランナーが走るのだろうか。