J-POPの起点になったレーベルの1つであり世界的なシティ・ポップ人気やアナログ盤復活で再注目される、日本クラウン内の音楽レーベル「PANAM」が今年、55周年を迎え、同レーベルからリリースされた珠玉の名曲たちをさまざまなアーティストのリメイクカバーで次世代に歌い継いでいく企画「PANAM 55/100 SUPER SONG COVERS」をスタートすると発表した。
その第1弾としてかぐや姫「僕の胸でおやすみ」を歌手・藤井フミヤの歌唱で17日に配信リリース。さらに、同曲のオリジナルアーティストでもある南こうせつも歌唱参加することがわかった。
同曲は山田パンダ(名義は山田つぐと)による作詞・作曲で、「神田川」より2か月早く発売され、かぐや姫として、初めてオリコンチャートにランクインした曲でもある。
南こうせつは「かぐや姫は日本のフォークソングの走りの頃だったのですが、次の世代でチェッカーズとか新しいジャンルがドンドン生まれてくるんですけど、普通は先輩は嫌われるんですよね。後輩たちはあれを追い越してやろうとかあれが迷惑だとか言って出てくるもんなんです。だからフミヤが歌ってくれるというのはめちゃくちゃうれしかった」と語った。
藤井フミヤは「中学生の頃はよくかぐや姫は聴いていたし、実は生まれて初めてギターで弾けるようになった曲はかぐや姫の『妹』で、Fのコードが弾けるようになったのは『妹』からなんです」と回顧。また、まだレコードを買えない小学生の頃、ラジオからカセットテープに録音していたのはフォークソングだったことを明かし、「思い出深いのは『22才の別れ』を聞いて、なんて大人っぽい世界なんだろう、どんなに大人なんだろう22歳って、って思ったけど、自分が22歳になったときに、まだまだ子供だったんだな、って思った」と笑った。
なお、この55周年企画はこれを皮切りに、10月は同レーベルから一昨年にメジャーデビューしたネオシティポップバンド・GOOD BYE APRILと「モンロー・ウォーク」「スローなブギにしてくれ」などで知られる南佳孝が参加して、鈴木茂の「LADY PINK PANTHER」をリリース。
11月には、たま「さよなら人類」を2025年のフジロックフェスティバル2025に出演し、今注目の2人組バンド・鈴木実貴子ズとBLACK BOTTOM BRASS BANDが。そして、12月にはイルカが大ヒット曲に育てた「なごり雪」を多才なシンガー・ソングライター、setaの歌唱でリリースを予定している。
また、同企画の総合プロデューサーは佐橋佳幸が務め、サウンドプロデューサーは、佐橋とDr.ky0nによるユニット「Darjeeling(ダージリン)」が務めている。同レーベルによると、年を跨いで2026年1月以降も毎月リリースの計画が進行しているという。












