人気アイドルグループ・乃木坂46が7日、「真夏の全国ツアー」ファイナルとなる東京・明治神宮野球場4daysの最終日公演を開催した。

 恒例の夏ツアーは7月の北海道を皮切りに、全国7都市16公演で計26万人を動員。グループの〝聖地〟と呼ばれる神宮球場は記念すべき10回目の公演となり、4日間で15・2万人のファンが詰めかけた。

 最終日のステージは4期生・賀喜遥香(24)が初センターを務めた「君に叱られた」で幕開け。ツアーで〝座長〟を務めた賀喜は「全員、声出す準備できてんのか~?」とあおれば、同期の遠藤さくら(23)は「 この瞬間を絶対、無駄にしないでね!」とお願い。「ジコチューで行こう!」では、賀喜と遠藤がキスを交わす仕草を見せ、観客から歓声が上がった。

ツアーの座長を務めた賀喜遥香(中)。カメラマン・鈴木健太(KENTA Inc.)
ツアーの座長を務めた賀喜遥香(中)。カメラマン・鈴木健太(KENTA Inc.)

 神宮公演は4日間で121曲を披露。〝全員がヒロイン〟をテーマに、メンバーが日替わりでセンターを務めるブロックでは、代表曲「君の名は希望」を2月に加入し、神宮のステージに初めて立った6期生の森平麗心(16)、鈴木佑捺(19)、海邉朱莉(18)の3人が歌唱。乃木坂46の〝未来〟を明るく照らす堂々としたパフォーマンスで魅了した。

〝神宮公演10回目の記念ソング〟として制作された「真夏日よ」では、総数1100機のドローンが舞い、夜空にメンバーの名前を描き出す。観客の掛け声と文字がシンクロし、新しいコール&レスポンスを表現した。

 2011年に誕生した木坂46は、現在3~6期生体制で活動。3期生で3代目キャプテンの梅澤美波(26)は「今年は6期生という仲間を迎え、今39人で記念すべき年を迎えています。出会いと別れは付き物で、ステージに立つメンバーも替わっていきます。その中で毎年更新し続けなければいけないプレッシャーと、超えたい思いがあります。神宮での物語はきっとこれからも続いていくし、続けていかなければいけないなって思っています」と、11回目の神宮公演に向けて決意を示した。

涼しげな衣装でパフォーマンスを見せる乃木坂46。カメラマン・鈴木健太(KENTA Inc.)
涼しげな衣装でパフォーマンスを見せる乃木坂46。カメラマン・鈴木健太(KENTA Inc.)

 本編ラストは、賀喜センターの最新シングル「Same numbers」を披露。賀喜は座長として駆け抜けたツアーの目標を告白。「3期生の皆さんが背負ってきたものを、心配させずに私が背負えるように。同期やスタッフさんにはたくさん迷惑や心配をおかけしてしまったけど、今年こそ安心して全部任せられると思ってもらえること。後輩のみんなには安心していろんな挑戦をしてほしい。ファンの皆さんにはセンターで良かったと、心の底からライブを楽しんでもらうこと。それが私のこの夏の目標でした」と振り返った。

 熱く過ごした日々について「自分と戦って頑張ってきた夏」と表現。「ファンの皆さんが心の底から楽しんでくださっている姿、メンバーの楽しそうな表情、送り出してくださったスタッフさんの表情を見て、ちょっとは目標を達成できたかなって…私もこの夏すごく楽しかったです!」と充実感をにじませた。

 アンコール最後に「乃木坂の詩」を披露してメンバーが引き上げるも、歓声はやまず。〝ダブルアンコール〟で応え、メンバー全員地声で「今年の夏もありがとうございました!」と感謝し、〝聖地再会〟を誓った。